『アーティフィシャルフラワー』は、水を必要とせず自由自在なスタイルにデザインでき、香りもなく長く楽しめるため、さまざまな『シーン』でお花を楽しむことができます。
ここに載せている『アーティフィシャルフラワー』は30年以上経っているものばかりですが、色あせずキレイに飾っています。
イニシャルがはいっているのは、生徒さんの作品です。
💐『アーティフィシャルフラワー』によるブライダル関連の作品はこちらでご覧いただけます。
ナチュラル・リース
大きな花を控えめにして小花をいくつか散りばめ、グリーンをたくさんつかうことで、野に咲く自然な花の風景を『イメージ』したリースになります。
リボンやビーズをつかった
ロマンティック・リース
オーガンジーのリボンとパールをあしらい、右端とつながりそうなのにくっつかない、そんな『あやうさ』が有機的な『優美さ』になっている壁飾りです。
お菓子を添えて『ギフト』にしたら・・お花は好き、けれど忙しくてお花を買う時間も水にさす時間もない人には、よろこばれるかと思います💝。
上記と同じ材料をつかい、すこしだけほどけた感じの『クレッセント』の壁飾りにしてみました。
『クレッセント』には『三日月』という意味があり『三日月の形』をしたスタイルのことを言います。
上記の壁飾りですが、ほこりをかぶっていたので軽く水洗いしリボンとパールを取り、すこしだけ大人っぽいスタイルにリニューアルしてみました(2023年4月4日)。
下方に連なる長~い『ガーランド(連なり)』と細い茶色のツルが、ちょっとだけ『アンティーク』なイメージも感じさせてくれます💫。
配置を変えただけなのにこんなにボリュームが増したように見え・・制作者自身も驚いています。
花の『ステム(茎)』を利用してリース(輪)にして、そこに黒のリボンを巻きつけることで軽くてスッキリしたリースになります。
野バラ一本と紫のカーネーション二本で仕上げています。リボンとゴールドの玉やグリーンを上手に配することで素敵なリースにまとまります。
こちらは『ホリゾンタル・スタイル』のアレンジメントで正面から見るスタイル(180度展開)ですので、背面はグリーン(葉物)でカバーリング(おおう)しています。
ワイヤー台・リース
上記のアレンジメントを淡いピンクのバラも加えてリニューアルしました。
太いワイヤーにゴールドのリボンを巻き、自由自在に曲線を描いた『リース台』をつくり、そこにワイヤーリングした花を配置していきます。
上・下や縦・横の向きをお好みに変えて飾ることで、こんなに雰囲気が変わって見えます。
花がシャワー状に散らばって見えます。
ゴールドワイヤーの流線がアクティブさを添えてます。
上記の壁飾りを和紙と水引で華やかにみえる『お正月壁飾り(2020年)』にリメイクしてみました。
ちょっと個性的なデザインのお正月飾りですが、玄関のドアに飾りました。
こちらのリースも、ゴールドリボンのワイヤーを台にして、花や葉っぱやビーズやパールを金の細いワイヤーでつないでいます。
少しのお花でできるリースです。
クランツ・リース
リースにネットをとりつけ『アーティフィシャルフラワー』にボンドをつけながらネットに貼りつけて仕上げています。
好きなお花や葉っぱや実物を自由に盛り込んで楽しめます。
大きなリース
アーチ・スタイル
『アーチ・スタイル』は『弓形』を意味し、左右に垂れ下がるようにするスタイルです。
上記のデザインを器と花の配置を変えて『リニューアル』してみました。
上記のスタイルはほぼ『シンメトリー(対称系)』ですが、こちらは実物や葉物を際立たせた『アシンメトリー(非対称系)』にしてみました。
そっくり同じ花材で制作していますが、雰囲気が変わります。
小さなアーチ・スタイル
『アーチ・スタイル』の特徴として、左右に流れるように垂らすことがポイントになりますが、中心部分とのつながりがゆるやかなラインを描くようにします。
トライアンギュラー
『トライアンギュラー』は『三角』を意味するスタイルです。
基本は『シンメトリー(対称系)』にしますが、このようにゆるい対称系にして、小花や葉物をたくさんつかい『空間』を空けるようにすることで、蝶々も舞ってきそうな自然で優美な感じの『トライアンギュラー』になります。
こちらは、三角形の底辺が広い横長な『トライアンギュラー』です。
上記のスタイルより花の密度が濃く、ゴージャスなバラや実物やツルをつかっているため『トラディショナル』な感じの『トライアンギュラー』になっています。
クラシカル・スタイル
『インバーテッドT(ティー)』という『 Tの文字』を逆さまにすることを意味したスタイルを変形したデザインです。
『インバーテッドT(ティー)』の中心部分を左寄りにして『トライアンギュラー』の要素も入れ込むことで、イギリスのホテルのロビーに飾ってあるようなクラシカルなデザインになっています。
アールヌーヴォー
スタイル
『アールヌーヴォー』は『新しい芸術』という意味があり、花や植物などの有機的な曲線をデザインに取り込み『ジャポニズム』の影響も受け、どこか『日本情緒』漂うスタイルのことを言います。
『アーティフィシャル・フラワー』でありながら、瑞々しささえ感じる紫陽花や藤やグリーンは『リアル』な感じがします。
ハンキング・スタイル
ガラスのハンキングに揺れるお花たちのツルが支柱にもつたわることで『自然感』がアップします。
ガラスの器やハンギングを支える台のあちらこちらに見える曲線が『アールヌーヴォー』のイメージを彷彿とさせます。
フラット・スタイル
お花が『フラット(平ら)』に見えるように敷き詰めて挿すことを『フラット・スタイル』と言い、たくさんのお花を使っていても窮屈に見えず、それぞれが生き生きと見えるように『小さな段差』をつけて挿すことがポイントになります。
『のっぺり』してしまうとお花の元気がないように見えてしまいますので、注意が必要です。
たくさんの種類の小花や小さな実物やツルが小さな動きをなすことで生き生きと見え・・
同系色のグラデーションにすることで『ゴールドの器』との一体感が増し、ずっと眺めていられるデザインになります。
ホリゾンタル・スタイル
『ホリゾンタル』には『水平な』という意味があり、水平でありながらゆるやかな曲線を描くのが『ホリゾンタル・スタイル』です。
これと似たデザインの『アーチ・スタイル』は、左右に垂れ下がるように挿し『フラット・スタイル』は、平らに見えるように挿します。
こちらは、どこから見てもお花を楽しめる『オールラウンド』のスタイルであり、左右にいくほどすぼまった『楕円形』にします。
ミニ花束風
野の花のような小ぶりのお花たちを束ね、ガラスの皿の上にあしらっています。
ガラスのお皿の上にのせるとお水が張られているように見え、さり気ない小さな花束に『自然感』がアップされます。