1月28日・・
梅の枝をたくさんいただいてきました。
これからどんなふうに花を咲かせてくれるでしょうか、花瓶に挿した方は、枝も多くボリュームがあるので見応えがあるかと思います。
日に日に姿を変えていく花の姿をながめるのも楽しみですが、なんといっても香りがいいので『花』も『香り』も愛でることができる『しあわせ』を味わいたいと思います💕。
2月5日・・
花が咲き始めた枝をさらにいただいてきたので、上記の梅をもう少し大きな器に挿し変えました。
ほのかな梅の香りに思わず微笑んでしまいます💖。
3月1日・・
どちらの梅も3分咲きぐらいになってきました。
あまり陽があたらず、寒い部屋や玄関に飾っているせいか、一気に花が咲かず、終わった花が朽ちた頃、他の花が咲き始めるので、どうやら満開になることはなさそうです・・。
こちらの梅は、一番最初に咲いたのが2月15日ごろで、直径2.5cmぐらいで白い斑が混じったような薄いピンクがとても愛らしかったです。
その後、5日後ぐらいから、新しい花が咲き始めましたが、花のサイズがどんどん小さくなってきています。
3月1日・・
こちらの梅は、濃いめのピンクの花の他に赤い花も咲きだしました。
つぼみを見ただけではわかりませんでしたが、どうやら、種類の違う枝のようです。
3月10日・・
上記の梅は、ちらほら枯れる枝も増えてきたので終わりにしようとすると、まだまだ今から咲きそうな梅もあったので、お正月のあと百合にそえた梅の花あしらいの百合を取り・・
ぷっくらしてやさしい薄ピンクの梅を添えてみました。
咲いてくれるといいなぁ~💗。
3月10日・・
我が家の黄梅が咲きだしました。
早速、10円玉ほどの小さな剣山に挿してみました。
右にうねる面白い曲線を活かしながらもスッキリと・・。
剣山の底面に近いところまでしっかり花を挿すことで剣山が見えなくなります。
↓こちらは、ただ挿しいれているだけでデザインしています。
黄梅は、枝が短いものも多いので少しでも長く枝がとれる場合は、その枝の動きを活かすことがポイントになります。
つぼみも結構よく咲いてくれるので楽しみです。
こちらは、右に長くうねる黄梅に長い枝の梅をあしらってみました。
楚々としているデザインですが、黄色とピンクの春色がやさしい気分にしてくれます💞。
3月10日・・
ふと見ると、ふきのとうが芽をだしていました。
食いしん坊の父はすかさず、これを『ふき味噌』にしました。
わたしは、これと下記の豆苗で春を感じるパスタでもつくろうと企んでいます😋。
2週間ほど前、99円(税抜き)の豆苗を買ってきました。
種から3cmほど残しカットして、パスタやサラダに入れて食したあと、残った豆苗で水栽培してみることにしました。
しっかり根がはっていたので二つにカットしてからお豆腐のパックにいれ、毎日、すこしづつ水をさしているとこんなに大きくなってくれました。
ドラマ『凪のお暇』の凪ちゃんや阿佐ヶ谷姉妹の姉の江里子さんが豆苗を育てているのを見てから気にはなっていたのですが、今回、チャレンジして小さな菜園気分を満喫しています。
まずは、ふき味噌でパスタをつくり、あとはどんな風にしようか・・まだまだ当分、あれこれ豆苗を楽しめそうです💗。
3月21日・・
黄梅は終わりを迎え、椿が咲き始めました。
まだ残っている黄梅と椿で簡単な『花あしらい』とマムとカーネーションも添えたアレンジメントを制作(どちらも、挿しいれているだけです)してみました。
こちらのマムとカーネーションは仏様用にスーパーで買ったものですが、余ったのでこちらに添えてみました。
このようなちょっとだけレトロ感のあるデザインにすると案外、和風にも洋風にもなじみ花器の下に敷く敷物によって雰囲気を変えることができます。
近頃のわたしは、ちょとだけ古めかしいような・・なんだ懐かしいような雰囲気のするフラワーデザインがお気に入りです😊。
椿が終わったので、3月30日にスプレーカーネーションとスプレーマムをそれぞれ違ったデザインにリニューアルしてみました。下記をご覧ください。
レトロ感のある化粧瓶に少しの花材を挿すのもおしゃれになります💖。
面白い枝ぶりを活かすと楽しくなりますよっ!!。
①~③まで、そのまま飾ってもいいようにデザインしながら、花材をたしていきます。
黄梅は、さっきまで元気だったのにいきなり散ってしまうこともあり、そこも『♪いとおかし~♬』なので、このまま楽しみます。
こちらも黄梅が散ってしまったので、まだ庭にわずかに残っていた黄梅をカットし、さらに雪柳も添えてリニューアルしてみました。下記をご覧ください。
仏様用のお花はスッキリとマムと黄梅だけでアレンジしました。
1本のスプレーマムの上部をカットし大きな4輪の花の枝を一本とそこにつぼみの部分と小さな花の枝を添えています。
もう黄梅がこれだけになってしまいましたが、この枝たちどんなふうになっていくか観察しようと思います。
3月30日には、芽が大きくなってきましたが、もっと大きくなったら、写真アップします。
3月30日・・
雪柳が咲きだしました。
椿は、花数がどんどん増えてきています。
去年の秋に植えたビオラたちも冬を越し、元気に咲きだしました。
これらのお花たちで8作品をフラワーデザインしてみました。
椿たちの豊満な姿が女性性を開き、潤いに満ちた気分にさせてくれます💗。花の直径は、約8~9cmあります。
ここに雪柳を添えてみると、こんなに広がりました。
どちらも、ただ挿しいれてデザインしています。
陶芸教室で焼いた器を重ね、椿と雪柳を剣山に生けてみました。
同じ斑入りの椿の木なのに、表情が違う花が咲くのは面白いですよね。
そこで、椿たちのお顔がよく見えるように挿してみました。
つぼみもちゃんといます。
青紫の大きなビオラを眺めていたら『ロマンティック』なアレンジメントにしたくなり、えんじ色のビオラと雪柳に、3月21日のちょっと古めかしい感じのするデザインのスプレーカーネーションを添えてみました。
雪柳とビオラが甘い香りを漂よわせています💗。
4月8日・・
上記のビオラと椿の元気なところをリニューアルしました。
右のビオラや椿のつぼみは、花をつけてくれました。10円玉ほどの小さな剣山に挿してます。自然な風情が気持ちをほぐしてくれます。
3月21日のスプレーマムの方には、雪柳を添えて、こんな感じにリニューアルしてみました。
葉物に椿の葉っぱをつかい、ただ挿しいれているだけでデザインしています。
最後にこんなにユニークな枝ぶりの雪柳が残りました。
アレンジメントや華道だとカットして整理したくなるような枝もわたしにとっては、自然の『創造なる美』に思えるので、このまま活かしたいと思ってしまいます。
それと、雪柳は自然の流れのままに挿してあげないと、あっという間に花が縮れ枯れてしまいますので「ここに配置したら、素敵なデザインになるのになぁ~」などという人の都合などもってのほかの『気むずかしやさん』です。
なので、なおさらあまり手を加えず、自然の流れのまま「ずっと元気でいて楽しませてね💞」という気持ちになります。
3月21日のちょっとレトロな瓶の右側の枝は、葉っぱが大きくなってきたのでこのまま使い、短めの黄梅を新しく挿しかえました。
上記のふたつの『花あしらい』を眺めていたら、コラボしたくなりこんな感じになりました。
カーネーションや黄梅と一緒になったせいか、雪柳はこちらの方が元気に見えます💖。
鏡台の近くには、たいてい何かしらのお花を飾っています。
『ピンクの呼吸』とともに『お花の気』を感じながら、顔や髪のお手入れをしていると『潤いと美』をいただくことができると信じているからです。
ピンクの呼吸は『色の力』で紹介しています。
ということで、今は椿を飾っていますが・・
ふと、その風景をながめていたら、鏡に写る椿も面白いと感じ、逆光できれいに写真がとれないので、その風景を切り抜いてみました。
脇にあるのは『香水壺』です。
中には『練り香水』がはいっています。
この『香水壺』は『コッツウォルズ』の小さな雑貨屋さんで購入したものです。
壺の鳥や花の絵を眺めているだけでもウットリしてしまうのですが、なにより、くちなしの香りがたまりません🥰。
今でもたいせつに使っていて、くちなしの香りをつけると天使に守られている気分になります。
ちなみに、わたしはお花の香りのなかでも、くちなしの香りが一番好きで、次がバラなのですが・・。
ここからは『366日 誕生花の本』瀧井康勝 著からの引用です。
くちなし(Cape Jasmine)の花言葉は『とても、うれしい』です。
くちなし伝説・・
昔、ガーデェニアという美しい美女がいました。ある日、天使が来て植物の種をあたえ「天国だけに咲く花です。鉢で育て、大きくなったらKISSしなさい。1年後にまた来ます」と言って去りました。
ガーデェニアは、心をこめて種を育て、1年ほどたち花が開きました。純潔そのものの白い花でした。約束どおり天使が現われ「君こそ愛する人」とささやき、美しい若者に変身したのです。ふたりは結婚し、しあわせに暮らしました。
天使の持ってきたこの花こそ、地上で咲いた最初のくちなし(ガーデェニア)なのでした。
💫この物語にもこころ強く惹きつけられます。
お花の検定試験が終わったら、一緒にイギリスに行こう・・と、お花の友達と1ヶ月ほどイギリスに『お庭巡りの旅』をしました。
『コッツウォルズ』は、そのなかでもすごく楽しみにしていたところで、はちみつ色の素敵な田舎屋をめぐることにワクワクがとまりませんでした。
こんな街並みのなかの雑貨屋に入ると、目がランランと輝くような素敵な小物がいっぱいあり・・
そのなかでもこの『香水壺』を見た瞬間「わぁ~素敵💖」と思わず手にした思い出がよみがえります。
茅葺き屋根のお家がまるでおとぎの国のような家々は、お花も素晴らしく・・
小さな石を巧みに組み合わせた『ロックガーデン』に珍しいお花やセダムを植えているお家は、ガーデン大国、イギリスならではの風情があり、特に印象に残っています。
わたしたちが泊まったチッピング・カムデン( コッツウォルズ の小さな マーケットタウン)の『B&B(bed and breakfast/朝食付き宿)』のお庭も素晴らしく、個人のお庭とは思えないぐらい広くさまざまな見所が満載で感動しっぱなしでした。
陶芸家でもある宿のオーナーさんが、ガーデナーの憧れでもある『ヒドコート・マナーガーデン』まで車で送ってくださり(タクシーがないため)奥様もさりげなく親切でとても心地よく感謝しきりでした💞。
オーナーさんが焼いたミルクポットと添え皿を記念に購入し、今も花器として愛用しています。
『ヒドコート・マナーガーデン』は夢にまでみた憧れのお庭で広大な敷地には自然感あふれるお庭や幾何学的なお庭のトピアリーも素晴らしく、花が絢爛に咲き誇る広い庭園はもうもうウットリするばかりで・・
イギリス人観光客もたくさんいらしていて、みんな口々に「ラブリー、ラブリー」と言ってお花を楽しまれている姿も印象に残っています。
敷地からは素晴らしい牧草地もながめられ、1日では足りず数日かけてめぐりたかったほどです💖。
帰りは3時間かけていくつもの『フットパス(自然のなかを散策できるように整備された歩道)』をとおり超し、牧草地を歩くのは、とても気持ちがよかったです。
一面、黄色のマスタード畑や真っ赤なケシ畑も越え、クタクタになりながらも広大な自然を眺められたことは『いい思い出』になっています💗。
ピーターラビットの故郷である『湖水地方』のスナップは♡お家で楽しむアフタヌーンティー・パーティー♡のページでご覧いただけます。よかったらのぞいてみてください・・😊。
4月8日・・
ムスカリや花ニラが咲きだしました。
クルクルワイヤーをベースにして、ムスカリや花ニラが自然に広がるように放射状に挿しました。
花ニラの細い葉っぱを少し添えるだけで自然感がでます。
4月8日・・
白山吹が咲きだしました。
花の自然な流れをたいせつにして挿すと、風を感じられる風情になります。
4月9日・・
半月型の剣山を器の奥にすえて挿しています。
自然な枝をできるだけ、そのままにして挿しています。
枝の向きや傾きが自然にそっていないと、すぐに枯れてしまうので、枝をぐるぐる回しながら自然な配置を決めて挿します。
お花が居心地よくいられるように挿すと、つぼみも最後まできれいに咲いてくれます。
4月13日・・
こちらも上記と同じように剣山をすえて、終わりが近い椿を添えてみました。
4月13日・・
器の下方に白山吹が流れているさまと白山吹のあいだでムスカリが戯れているさまがみえるように挿すことでフラワーデザインに躍動感が生まれます。
↓こちらは、どれも小さな作品ですが、花の自由な動きが見えるように挿しました。
花ニラの柔らかなラインが伸びやかでいい感じです☆。
花の向きがあちこちになっていますが、花の自然な流れにしたがって挿すと、イキイキと長く咲いてくれますし、眺めている方も気持ちがほぐれます。
仏様のお花も春らしく軽やかに・・。
上記の4月8日のビオラの赤ちゃんが元気だったので、ここに白山吹と花ニラを挿しました。
写真を撮ろうと移動したら、白山吹の花びらがひらっと落ちてしまいました。
こういう風情も自然でいいものです。