4月24日・・
朝のお散歩の河原に咲いていた矢車草と菜の花をおすそわけしていただき、我が家の庭のハルジョオンでドイツヨーロピアンの『絵のような(マーラリッシュ)』というデザインにしてみました。
絵画にあるようなお花をイメージして挿します。
これらのお花は雑草のようにたくましく『生きる力』が強いので元気になれるパワーをもらうことができます。
ベース(花留め)は、クルクルワイヤーをつかっています。
3本のハルジョオンがはいることで自然に咲いているお花の健気さが加わります。
ハルジョオンの花に鼻を近づけると、ほんのりよい香りがします💝。
5月1日・・
矢車草と菜の花は日ごとに散り始め約1週間後には、2輪の矢車草だけになりましたが、ハルジョンはそれほど姿も変わらず元気だったので、薄ピンクのツツジとあわせみました。
幼い子どもが摘んできた花をそのまま束ねたようなデザインにしてみました。このような無作為な感じのお花があると気分がほぐれてきます。
ハルジョンは、5月7日現在でもまだまだ元気にしています。
5月6日・・
ハルジョンがまだまだ元気にしていたので、我が家のキスゲと一緒に挿してみました。
平面だと伝わりにくいのですが、キスゲの葉っぱは、趣ある姿をしているので葉っぱづかいを楽しめるようになるとフラワーデザインがググッと楽しくなります✨。
5月1日・・
鉢植えのビオラが咲ききったので一度切り戻ししました。
早速、野菜のパックで水揚げです。
無造作にパックに入れただけですが、なんとも自然な感じでこれだけでも十分、可愛らしいのですが・・なんせ器が野菜のパックでは・・・・。
そんなことを思っていたら、去年の『お正月のお花』のようにムースの器に挿してあげたくなりました。
さらに、三つ並べるとこんな感じになりました。
小さなお花の自然な姿を眺めていると癒やされます🌿。
5月1日・・
今年はすずらんも薄ピンクのつつじもそれほど花をつけてくれませんでしたが、それでもスズランは、いくつか作品にすることができました。
まずは、スズランでこのような束を3つ作りました。
バスケットに挿すときは、これで水漏れせずカップも固定されます。
スズランを玄関に飾ると、あたり一面、とてもよい香りがして身も心も清められる感じがします💖。
茎が短いつつじは、このようにグラスに入れるとステキにまとまります。桜みたいな感じです。
左のつぼみが、咲くのが楽しみです💖。
散った花もこのようにすると、4~5日は楽しむことができます。
5月1日・・
今年のキスゲは次々とたくさん花をつけてくれました。
キスゲもこのように束にすると挿しやすくなります。
100均で購入した透明の剣山をベース(花留め)にします。吸盤タイプになっています。
ここにまずは2束のすずらんを挿します。
このままでもスズランのお花を楽しむデザインとしてはOK!!なのですが、ここにさらに束ねたキスゲを添えます。
キスゲはしっかり立てて挿すことがポイントになります。
こちは、1束のスズランと1輪のキスゲとつつじでスッキリとしたデザインにしてみました。
スズランの葉っぱは、双葉になっていて少しだけ扱いずらいかもしれませんがバランスよく配置します。
小さなスズランのカーブがたまりません💖。
つつじの葉っぱの新芽が黄緑になっているところもキュンとするポイントです。
5月3日・・
スズランは、あまり日持ちがせず、下の方から乾燥して黄ばんだ色になってくるので、その部分を取りのぞき、できるだけ長く楽しめるようにしています。
スズランだけですと寂しい感じがしたので、ほんの少しだけ薄ピンクのつつじを添えてみました。
5月5日・・
先ほどもお話したとおりキスゲの葉っぱがステキな感じにまとまると花の姿が優美になります✨。
キスゲは1日でお花がしぼんでしまいますが、つぼみがその後も2輪ほど花をつけてくれますので、このまま数日楽しむことができます。
5月3日・・
今年の雪柳は、あまり花をつけてくれませんでしたが、5月になると新芽がどんどん伸びてきました。
優しいグリーンと柔らかなラインに新緑を感じます🌿。
5月5日・・
今年は、今までにないぐらい大きなバラがいくつも咲き出しました。
手前の枝は、花の重さで倒れています。
1輪でもステキです✨。
きれいに咲いてくれました💖。
2輪にすると艶めいて見えます・・。
こうして1輪とか2輪のバラの写真をとっていると・・
いつの間にかそれぞれのバラが女優さんのように見えてきて、写真がポートレートのようです💗。
5月7日・・
たくさん咲いていたのでまとめて挿してみました。
大輪のバラを器にまとめると豊満な感じがしてよい香りが漂ってきます。
大小の開いた花を前面に挿すことで、ロマンティックな雰囲気が印象的になります💞。
テラコッタの器に水を入れると水がしみ出てしまうので、このようにすると安心して花器としてつかうことができます。
5月18日・・
今年は、今までで一番、きれいにたくさんのバラが咲いてくれたように感じます。
そして、ほかのお家のバラも今年は、たっぷりきれいな花をつけているように感じます。
というわけで、華やかに咲くバラをあれこれ存分に楽しんでいます💖。
このままでも、バラが集っている姿はステキなのですが・・
紙ナプキンを敷いたら、どんな雰囲気になるか試してみたくなりました。
お部屋の雰囲気にあわせて、あれこれ試してみるのも楽しいものです💗。
6月1日・・
ミニバラは、毎年、本当に少ししか花をつけてくれないのですが、今年はやっぱり今までで一番、たくさん咲いてくれたように感じます。
ナチュラルな感じのバラを眺めていたら、イギリスのコッツウォルズで泊まった『B&B』のお庭が素晴らしかったことを思い出しました。
その頃の私は、ガーデニング熱にのぼせあげていて、イギリスとフランスに『お庭めぐりの旅』を1ヶ月ほど友達としていました。
という訳で、実は、上記のウイリアム・モリスのナプキンはコッツウォルズのヒドコート・マナー・ガーデンを訪れたときに購入したものです。
ヒドコート・マナー・ガーデンは『アーツ・アンド・クラフツ運動』の影響を受けたガーデンの最高傑作の一つとして有名であり、美しい自然や貴重な建物を守る『ナチュラルトラスト』に管理されています。
『アーツ・アンド・クラフツ運動』は、詩人であり思想家でありデザイナーでもあるウイリアム・モリスが、産業革命で大量生産された安価で粗悪なものを嘆き、昔ながらの『手仕事』を見直し、工芸と美術をあわせもったもので、美しく暮らすことをめざそうとした運動です。
ウイリアム・モリスの自然の『美』を表現した『ファブリックや紙』は、今日の日本でもインテリアや小物などさまざまなものに使われています。
きっと・・
これからはもっと『手仕事』を見直したような暮らしを豊かに楽しむようになってくると感じます。
こんなことを思い出しながら、剪定した3本のバラをブルーの器に挿してみました。
自然のなりにそって挿さないと水が揚がらず元気がなくなってきますので、そのことだけを考えササッと挿すと案外、いい感じにまとまります。
シミがあるお花や枯れそうになっているお花も、自然でステキなのです✨。
そして、ほんのりバラの良い香りがします。
5月11日・・
紫蘭が咲き出しました。
今年は、小ぶりの紫蘭がたくさん咲いてくれました。
なので、まずはシンプルにガラスの花瓶に挿しいれてみました。
屋外で咲く花はどれも、自然ななりに挿さないとすぐに元気がなくなってきてしまうので・・
自分がしたい向きや配置にすることよりも、まずは、植物の自然な姿をよく見て、自然の流れや配置にまかせて挿すようにするとデザイン的にもステキにまとまりますが・・
なにより、器のなかでも成長を続け、先端のつぼみまで咲いてくれたり、根が生えてきたりして生気に満ちたデザインに仕上がります🌟。
5月11日・・
紫蘭にバラと白山吹の葉をあわせてみました。
スッキリしたデザインに仕上りましたが、しばらく眺めていたら、もう少しほぐれた感じにしたくなり、それぞれの花材の配置を少しづつ変えてみました。
前者のデザインは、コーナーに飾ると映える感じになりますが、後者のデザインは、広い空間でも映える感じになります。
5月11日・・
こちらは、クルクルワイヤーをベースにして・・
上記より少し花数を減らして挿してみました。
最初は、紫蘭とバラだけ挿して終わりにしようと思いましたが、前の作品でつかった白山吹の葉が元気だったので、添えてみることにしました。
こうすることで、紫蘭とバラの間の空間をいい感じにつなげることができました💫。
5月11日・・
こちらは、さらに花数を減らして挿してみました。
器の底に吸盤型の小さな剣山をいれています。
2日ほど経つと奥のバラが開いてきたので紫蘭の位置を少しだけ変えてみました。
こうすることで右下のバラと紫蘭の花が、合い対する感じになりバランスがよくなります。
5月19日・・
ドクダミが咲き出しました。
ドクダミは、特に自然のなりにそって挿さないとすぐにしおれてくるので、切りとった花をクルクルまわしながら、自然ななりを見極めます。
これさえできれば、いくらでも長生きして根も生えてきます。
こうすることでデザインとしてもステキにまとまります。
ドクダミは白い可憐な花もステキなのですが、♡の形の葉っぱも魅力的なので、葉っぱの動きがステキに見えるように挿すとデザインが映えます✨。
5月19日・・
ここのところ、気温が上がり暑さを感じる日もありましたので、ドクダミと紫蘭で涼感のあるデザインにしてみました。
まずは、ドクダミを挿してから紫蘭を挿しいれて仕上げます。
小ぶりの紫蘭なので、葉っぱも細くアレンジしやすいです。
5月19日・・
バラとドクダミと紫蘭を花瓶に挿しいれてフラワーデザインしてみました。
次のような段階をおって挿すと、バランスよくデザインできます。
どの段階も、それぞれに『これで完成!!』としてもOK!!な感じになっています。
では・・
まずバラを挿し、左側にドクダミを挿します。
次に右のバラの空間をつなげるようにドクダミを挿すことで、まとまりのあるデザインになります。
さらに、紫蘭とバラが、ほどよい感じになるよう挿しいれたら完成!!です。
5月19日・・
ドクダミと紫蘭をデミダスカップに挿してみました。
小さな剣山だけだと紫蘭がしっかり立たなかったので、小石で固定しました。
紫蘭だけでもデザインとしてはスッキリまとまった感じでこれで完成させても良かったのですが・・
あまったドクダミをちょこんと添えたら雰囲気が変わったので、少しだけ紫蘭の配置を変えてみました。
黒のカップにドクダミの白がコントラストをなし、ステキになりました💖。
5月25日・・
ドクダミと紫蘭が舞っているようなイメージを表現してみました。
このままでもいいのですが、もう少し元気な感じにしたかったので・・
長い紫蘭をはずし、ドクダミも短いものにして、オオキンケイギク(お散歩している河原に雑草のように生えている)をたしてみました。
オオキンケイギクの『黄色』で元気がでて、茎の『くねり』でアクティブな様が見えるとイキイキとしたデザインになってきます。
5月25日・・
ドクダミと紫蘭で仏様に供えるお花を挿してみました。
右側のドクダミの葉っぱの先には、立ち上がり咲こうとしているつぼみが見えます。
こういう、上に上に伸びていこうとする花の姿を表現することもフラワーデザインではとてもたいせつなことになります。
また・・
こういう健気な花の姿を見ていると、つくづく『生きる力』の素晴らしさを感じ、生気に満ちたものからは『『良質なエネルギー』をいただくことができることを実感します💞。
5月25日・・
5月11日にデザインしたバラと紫蘭と白山吹の葉っぱが、まだまだ元気だったので、こちらに挿しいれてみました。
とがった葉っぱと丸い葉っぱ、2種類の葉をいれることで単調になりがちなデザインに趣きがでてきます💫。