下記の文字か写真をクリックすると・・
『バレンタインのお花』の『制作過程』をご覧いただけます。
バレンタイン
💞バレンタインの始まりは・・
3世紀のローマ時代、テルニという街でのこと。
『戦争により愛する人のもとを離れなければならない・・』という若い兵士達の士気を落としてしまう結婚は、強兵策として禁止されていました。
そんな愛しあうカップルのことを不憫(ふびん)に思った聖バレンチノは、多くの恋人たちをこっそり結婚させていました。
これが、時の皇帝クラウディオの怒りにふれ、聖バレンチノは西暦269年2月14日に処刑されてしまいました。
後年、この聖バレンチノを偲ぶ行事が行われるようになり、これが『バレンタインデー』の始まりと伝えられ、恋する男女が『愛』を伝え『愛』を深める日となりました。
日本のバレンタインデーでは、女性から男性に『チョコレート』をプレゼントする習慣がありますが、他の国では男性が女性に『お花』をプレゼントするようです。
近頃は、日本でも男女問わず日頃の『感謝』を伝えるためにお花を『プレゼント』する習慣が広がりつつあるようです💝。
2016年以前の『バレンタイン&ハロウィーン』の作品を以下に載せました。
素敵な『恋の予感』にこころときめくイメージを表現したバレンタイン・アレンジメントです。
ピンクのバラで恋する乙女心を、グリーンのマムで初恋の初々しさをあらわしています。
ドイツヨーロピアンの構造的という手法で、ひとつひとつのお花がもつ特質と素材感が際立つようにお花を挿しています。小さな段差をつけながらラインを描き、敷き詰めるようにお花をさすことでお互いを引立てあうように挿します。
さまざまな小花で敷き詰められたハートは『輝く春の予感』も感じさせます💖。
カラーの吸水性スポンジは、デザインのひとつとしてあえて見えるようにできるものです。
お花とコラボさせることで素敵なアレンジメントにすることができます。
パンジーの花言葉は『純愛』『抱きしめて』『素早くキスして』など、愛のメッセージがいっぱいです。
シックな色のマムとあわせて、少しだけおとなっぽく・・💕。
ラッピング用に用意したハートチョコ・赤いリボン・ゴールドリボン・毛糸・水引・パール・ピンクのクッションペーパーなどをおもいおもいにあしらい、メッセージカードも添えて、恋する人によせる想いをこめています。
それぞれに、恋する気持ちが伝わるバレンタイン・アレンジメントになりました。
イニシャルがはいっているのは、生徒さんの作品です。
『マダムセツコ』の和のチョコレートにちなんで、和のテイストのバレンタイン・ギフトをアレンジしてみました。
情熱的な愛をあらわす真っ赤なバラに、バラの茎に水引を巻いて射とめたハートを離さないという想いを表現しました💘。
牛乳パックをカットして、そこに金と黒の和紙をはり、水引とリボンで飾って器をつくりました。
生徒さんたちも、それぞれに『金のハート』をバラにあしらい『シックなバレンタイン・ギフト』に仕上げていただきました。
右横にみえる箱のなかには『Umeうめ』と名づけられ、ショコラが入っています。
2002年11月2日の『サロン・ド・ショコラ』という世界一のチョコレートの祭典で準グランプリに輝いたチョコレートです。
小さな袋にチョコレートをラッピング、生徒さんたちにもひとつづ、おすそ分けしました。
ハローウィン
ハローウィンは、本来『聖夜』という意味で、古代ケルト人の『万聖説』の前夜祭のことをさします。
10月31日の夜に、イギリスではかぼちゃや瓜類をくりぬいて『提灯(ジャック・オー・ランタン)』を作り、仮装行列しながら悪霊を追いはらい、焚き火の周りで歌ったり踊ったりすることで『秋の収穫』を祝いました。
魔女や悪霊を『わら人表や麦の穂で作った動物』に移しかえて、悪霊を追い払うそうです。
この晩だけは、地上をうろつく悪霊を追い出すことができる日と信じられていて、これがアメリカに渡り子供のお祭りとなりました。
わら人形も麦の穂でつくってみました。腰のポンポンはモールです。
秋のお花をバスケットに盛り込んで、秋の収穫をお祝いします。
ハロウィーンの時期には、こんなにカラフルな『おもちゃカボチャ』が出回ります。
生徒さんたちにもお好きなカボチャを2個づつ選んでもらい、こんな顔のカボチャたちにみんなで大笑いしながら・・
もちろん、お菓子もアレンメントに添えて『ハローウィーン・アレンジメント』を楽しんでもらいました🥳。
収穫を祝い、秋のお花がよろこばしげにこぼれるイメージを表現してみました。
上記のアレンジメントを3つのパーツにリメイクし、♬トリック・オア・トリート♪の声が聴こえてきそうな楽しいテーブル・アレンジにしてみました↓。
テーブルアレンジメントは、食卓が楽しくなる色目と食べ物が美味しく見える色目にすることがポイントとなり、オレンジ~黄色の暖色系に柔らな色目のグリーンにすることで食卓が華やになります。
秋の収穫をお祝いして、みんなで秋の味覚を満喫しましょう・・。
こどもたちがワクワクするような可愛らしいお菓子も添えて「♪ハッピー・ハロウィーン♬」。
↓2つのミニアレンジは、ビニール袋の底に小さな吸水性スポンジを置き花を挿しています。
ビニールの袋のまま飾ってもいいように、ラフィア(ドライの草)やリボンを巻いて紙ナプキンになじむようにしていますが、パンプキンプディングがはいっていたハロウィーンのカップにビニールの袋ごと入れると可愛らしいアレンジメントになります。
こちらは、自然感を感じさせる黄色とオレンジのラフィアでラッピングし、それぞれのステム(茎)の流れが際立つようにすることで伸びやかな『植生感』が表現できます。
こちらは、イエローゴールドの細いリボンでラッピング、こんなリボンづかいも楽しいアレンジメントにしてくれます。
淡いオレンジと黄色のバラを落ち着いた色目のマムが引き立ててくれます。