クリスマスが終わると、いっきにお正月を迎える雰囲気になります。
そこで、お正月飾りをするまでの間、プチなお正月アレンジで玄関を飾りました。
12月24日・・
オンシジューム2本とドラセナ1本が1束になっているものをスーパーで購入しました。
このお花をつかって、以下の4つのプチアレンジメントを制作しました。
ドラセナの葉を3分割し、その中間部分を花器口にあしらい、オンシジュームを凛とたたせ、スッキリしたたたずまいにしました。
花留めには、クルクルワイヤーを花器口につけています。
オンシジュームの自然な動きとドラセナの一番下方の小さな波のような葉が、バランスよく調和するように挿します。
お正月飾りの水引を入れるスぺースを開けて、こちらも、オンシジュームの自然な動きとドラセナの葉が互いを引立てあうように挿します。
ドラセナの葉っぱも先端の方は、お花が開いているような様相をしています。
残ったオンシジュームをふんわり挿し、ドラセナの葉っぱが主になるようにやわらかい雰囲気にまとめました。
1月17日・・
ドラセナの葉が元気がなくなってきたので取りのぞき、短く切り戻したオンシジュームを花の向きや流れにそって挿してみました。
小さなお花でも蘭の花は、麗し~~い✨。オンシジュームの花先のつぼみが咲くといいなぁ~・・。
1月23日・・
上記のガラスのコップに挿しかえたドラセナの元気がなくなってきたので、まだまだ元気にしているオンシジュームを↓こちらのアレンジにたしてみました。
オンシジュームの花の向きや流れにそって挿していたら、ゆる~いトライアンギュラー(三角形)のようなスタイルになりました。
黄色の花と藍色の器のコントラストにより、オンシジュームの花色がキリっとひきしまります。
上記のオンシジュームのアレンジメントに和の折り紙をバイカラーにて配してみました。
花器は洋風のクラッシックスタイルですが、たったこれだけの演出で2種類の和紙にも目がとまり和の風情を楽しめます。
さり気ないアレンジでも、水引や和紙やお正月のリースを添えるだけで、お正月気分が盛り上がります🌸。
上記のプチなお正月アレンジを眺めていたら、2019年のお正月のお花は『はんなり&かわいらしさ』をテーマにしたいなぁ~と思いつきました。
京都にいたとき『はんなり』という言葉を耳にする度に「あ~~雅だな~・・。なんて、やわらかくてきれいな響きなんだろう・・」といつも思っていました。
『はんなり』とは、明るく華やかとか、きれいという意味があるようですが、検索してみると『華やかでありながら気取りがなく上品さと気品を兼ね備えているさま』とありました。
『2018年 お正月のお花』は、やさしい気持ちになりたい自分が表れていましたが、今年は、明るく華やかに!!。 そして、自分らしくかわいらしくありたいという気持ちを表現してみました。
ここでいう、かわいらしくとは『人間らしく素直に!!』 という意味です。
今年もホームセンターでお花を購入しました。いつものように目にとびこんできたお花の束を選び、妹とシェアーしました。
上記の花材が1,260円ほどで、水引きのお正月飾りのオンシジュームとドラセナが120円ほどですので『2019年 お正月のお花』の3つのアレンジメントの花材は、およそ1,380円で仕上がっています。
2018年12月28日・・
はんなりした感じにするために千代紙と水引をすべてのアレンジにあしらいました。
また、かわいらしさは、鶴の千代紙と菊のアレンジで表現してみました。
赤紫の葉ボタンが主役にして地に足をしっかりつけながら、上方に伸び上がろうとしている白い葉ボタンと松で天に向かって高く成長しようとしている姿を表現しました。
鶴のごとく、さらに天に高く舞い上がれるように、鶴の絵柄の千代紙をあしらいました。
千両は、高く飛躍しながら財も蓄えるイメージです。
1月16日・・
葉ボタンの葉っぱの下方が鶴の和紙と同じような色になってきました。
自然が創りだす移ろいの美には・・”はっ”とさせられる感動があります。
美しい葉脈にもうっとりです💖。
1月23日・・
そろそろ葉ボタンを短く切り戻してあげようとすると、幹の途中から細い根っこが生えていました。なので、そこの部分で切り戻し、松と千両と葉ボタンをリニューアルしました。
松と千両は、茎が見えるように挿すことで、伸び上がるさまを表現でき新春らしくなります。10円玉ぐらいの小さな剣山に挿しています。
葉ボタンは、2本の幹をナイロンのひもで結び、そのまま花器口に置いていますが、これで倒れることはありません。
ピンクの水引は少しだけ輪っかを広げて、千両と葉ボタンの間をつなげるように入れました。
お正月はとっくに過ぎていますが、まだ、1月なので、奇をてらうことのない感じに千代紙を添えて玄関に飾りました。
2月5日・・
バレンタインの簡単アレンジに葉ボタンをつかうことにしたので、松と千両は瑠璃色の瓶に挿しかえました。
シンプルなデザインだからこそ、花材の特徴をとらえて、そこを最大限に活かすようにアレンジします。
まだ大輪の菊が元気だったので、一緒に玄関に飾りました。
大輪の菊は直径が11㎝あります。
この雅やかな菊にそえる濃い黄色というより山吹色の菊とやわらかいピンクの菊は、どちらも、花芯の黄緑色がとても若々しく、かわいらし雰囲気があります。
なので、つぼみが上に伸びあがり元気に、そして、かわいらしくみえるように挿してみました。
こちらにも、折り鶴と鶴の千代紙とピンクの水引をあしらっています。
1月29日・・
黄色い菊たちを切り戻して小さな器に挿していたら、自然にまぁ~るくなりました。
まるいかたちのお花をながめていると、なんだか和みます。
1月29日・・
ピンクの菊は、花数が少しになりました。こういう場合は無造作がいい・・って感じです。
ちなみに、この赤い色は食紅です。
この小さなコップは、Twisted ShotzのうちのひとつのPorn Starがはいっていました。
夢見るようなきれいなピンクとブルーのお酒に一目ぼれしました。
甘くていい香りがします。それぞれで味わっても美味し~い!! お口でマリアージュしても美味し~い!!。そんなしあわせ色のリキュールでした💖。
水引の鶴を見ていたら、この入れ物にしようと思いつきました。なぜなら、鶴の赤い色を淡いピンクの菊に寄り添わせたかったからです。
金と銀の水引、オンシジューム、ドラセナは、右回りの流線形を描きがながら上昇するさまを表しています。
こうしてみると、今年は天に向かって成長したいという気持ちも強いのかもしれません。
黄色の花が玄関を明るくしています。
わたしの場合、お花をデザインするときにその時の気分や要望が、色やデザインに表れるので、どんな心情なのかに気づくこともできます。
今年は、明るく華やかに、人間らしく素直に!!。
本来の自分になって、元気に仕事もバリバリしていきたいと思います。
しばらくは、このままのお花を楽しみ、それぞれのお花がどのように変化するかも楽しんでいきたいと思います。
1月22日・・
我が家の玄関はこんな感じになりました。
1月29日・・
菊たちが少し元気がなくなってきたので、切り戻しました。
まぁ~るいお花がお出迎えしてくれる玄関に・・気持ちもほっこりします。