· 

どんな自分も、認めて許し受けいれて、愛してあげよう!!

自分を認めて、受けいれて、好きになろう・・ ラッキー

 

嫌いなところもある自分も・・これも自分なんだよ・・と言って、まずは、まるごとの自分に「OKだよ!!」と言って認めて許し受けいれて・・

 

自分に大きな『○(マル)』をつけて愛してあげちゃおう!!。

 

そうすれば『ありのまま』でいることに『リラックス』できるようになり『自分らしく』いることに『いい気分』でいられるようになるよ。

 

そうすると、誰もが振り向くぐらい、君は輝きだすようになるよ☆。


ぼくは、犬のお父さんとコアラのお母さんから生まれラッキーだよ。

 

だから、ちょっとみんなと違っているんだ。

 

コアラ犬ラッキー ラッキー
コアラ犬ラッキー

 

小学校にあがると、耳と鼻がコアラみたいなぼくのことをみんなが不思議そうな目でジロジロ見ていることに気づきはじめたんだ。

 

このころから、みんなと違っていることやみんなに見られるのがたまらなくイヤで、いつも深めに帽子をかぶり、できるだけ人目につかないようにしていたよ。

 

そして・・

こんな恥ずかしい姿にさせてしまったお父さんとお母さんのことをいつも責めてばかりいて、毎日、不機嫌で、どうしても自分のことを受けいれることができなかったんだ。

 

こうやって・・

ぼくは、自分に『×(バツ)』をつけ自分のことが大嫌いで、友達もいなくて、いつも、寂しいおもいをしながら・・

 

暗い暗い『トンネル』の中にどんどんはいっていって、すべてがこわかったよ。

 

そんなある日『笑顔』が素敵な女の子と出会ったんだ。

 

笑顔が素敵なスマイリー ラッキー
笑顔が素敵なスマイリー

 

その子の名前はスマイリー!!。

 

お友達とおしゃべりに夢中になっていたスマイリーは、下を向いて足早に歩いていたぼくに気づかず、ぶつかってしまったんだ。

 

スマイリーは「ごめなさい!!」ってあやまったあとに・・

 

『やさしい』まなざしでぼくを見つめて「よかったら、今からみんなと一緒にコンサートにいきませんか?」とそれはそれは素敵な『笑顔』でチケットをさしだしてきたんだ。

 

突然のできごとに、ぼくは、ただ驚くばかりで、まるで『魔法』にでもかかったかのように、気づいたら一緒にコンサートにいっていたんだ。

 

不思議なことに、スマイリーにはとても素直になれたんだ。 

 

その帰り道、スマイリーは、自分のことが大嫌いだった過去の自分とぼくが似ている・・と話してくれたんだ。


ここからは、スマイリーのお話しです。

 

スマイリーは、こころやさしい『笑顔』がとっても素敵な女の子です

 

ところが、おとなになるにつれ、ちょっと不思議なニオイを『からだ』から発するようになり、どんなに清潔にしていてもそのニオイはとれなくて、ニオイをとるためにお医者さんに行ったり、ありとあらゆることをしたけれど、やっぱりそのニオイはとれず、ずっとずっと悩んでいたのでした。

 

『笑顔』が素敵なスマイリーでしたが、 自分のニオイで人に迷惑をかけてしまわないかと、いつもこころを悩ませ『笑顔』は少しづつうすれ、元気もなくしていきました。

 

そして・・

ラッキーと同じようにできるだけ人を避け、友達はいたけど、すべてがこわくて暗い暗い『トンネル』の中にはいってしまいました。

 

スマイリーも自分の『からだ』から発するニオイをどうしても受けいれることができず、そんな自分が大嫌いで、いつでも自分に『×(バツ)』をつけていたのでした。

 

そればかりか、ニオイのあるものすべてに敏感になってしまい、ほんの少しでも変なニオイがすると気分が『ド~ン』と落ち込んで、自分から発していないかどうか確かめることに必死で、いつも『ビクビク』していました。

 

四六時中、ニオイのことばかり考えていたから、この世にあるニオイがすべて嫌いになって『ヘトヘト』に疲れ果ててしまいました。

 

「もう、どうしていいかわからないよ~、え~い、もう、どうでもいいや、これが、ありのままのわたしです。このままでいいです!!」って、つぶやいた瞬間、”ピカッ”と雷にでも打たれたかのように・・あることに気づいたのでした。

 

それは・・

「このニオイ、嫌い!!」というニオイを発している人やものを気嫌いして『無意識』のうちに、避けて、差別することをずっと繰り返してきたということでした。

 

それで・・

「このニオイ、嫌い!!」というニオイが自分にしみついて、自分がしていたことがそのまま自分にかえってきていることに気づいたのでした。

 

それ以来・・

「不思議なニオイのする『ありのままの自分』を認めて許し受けいれて、自分に大きな『○(マル)』をつけます!!」と毎日、つぶやいて・・

 

ものすごく『勇気』がいったけど・・

 

「だいじょうぶ、神様が授けてくださったわたしの『からだ』・・神様を信じて『リッラクス』していよう!!。そうすれば、いつでも神様がお守りしてくださるはず!!」と『こころ』のなかで、何度も何度もつぶやきながら、すこしづつ人の近くにいることをこわがらないように『こころ』を強くする訓練を積み重ねていきました。

 

最初のうちは、ものすごくこわくて・・


ニオイを少しでも感じると『ドキドキ』していたけれど「今、していることに集中・集中!!」と念じながら、気分を変えるようにして、不快なニオイを感じて落ち込んでいる自分と、今、目の前のことに『集中』している自分を切り離す訓練を繰り返しました。

 

そうしていくうちに、ニオイに対するこわい気持ちがすこしづつうすらいでいって、ある時、近くに人がいることが気にならなくなっていたことに驚かされたのでした。

 

やがて・・

「わたしは、今、お花に囲まれてすごくいい香りがしています♡」と思い描き、本当にそうなっている気分にひたることができるようになりました。

 

すると・・

不思議なことに自分の『からだ』から、いい香りがするようになってきました。

 

もう、ニオイが気にならなくなったスマイリーは、自分のことがどんどん好きになり、晴れやかな『笑顔』をとりもどすことができたのでした。

 

こうして・・

『ありのままの自分』を認めて許し受けいて、愛せるようになると『本当の自分』でいることに『リラックス』できるようになり『自分らしく』いることに『自信』がもてるようになりました。

 

「今は、自分のことが大好きになって、お友達もたくさんできたんだよ☆」と素敵な『笑顔』を輝かせお話してくれました。


スマイリーの話をきいて、ぼくも自分のことを振り返って、よく考えてみたんだ。

 

そういえば、ぼくも、目立つファッションでカッコつけている人が大嫌いだし、ちょっとでもみんなと違う人を許せないと思っていたことに気づいたんだ。

 

ぼくも、スマイリーと同じだった。

 

ぼくも、目立つ人やみんなと違う人のことを毛嫌いして『無意識』のうちに、避けて、差別することをずっと繰り返してきたから、自分も人から同じようにされていたことに気づいたんだ。

 

それ以来・・

ぼくも「ちょっと風変わりなぼくだけど、こんな自分を認めて許し受けいれます!!。『ありのままの自分』に大きな『○(マル)』をつけます!!」といって『勇気』をだして帽子を脱いだんだ。

 

「人にどんな風に思われても、いいよ。これが『ありのままのぼく』なんだから・・」ってね☆。

 

ここだけの話しだけど・・

 

はじめて帽子を脱ぐ瞬間が一番、たいへんでものすごくこわかったよ。

 

きっと、始めの一歩はどんなことでも、一番『勇気』のいることなのかもしれないね。

 

でも、その一歩を踏みだすと、そこから先はちょっと辛抱するだけでうまくいくようになっていったんだ

 

この『勇気』は、スマイリーからもらったんだよ。

 

こうやって・・

少しづつ『ありのままの自分』でいることに胸をはって歩けるようになってきたんだ。

 

そんなぼくを見たスマイリーの友達のムートが「ラッキーの勇気、すごいよ~、素晴らしい!!」と言って・・

 

『新しい世界』で生きるきみへの願いがこめられた『四つ葉のクローバーの首飾り』を首にかけてくれたんだ。

 

四葉のクローバーの首飾り ラッキー

 

ぼくは、すごくうれしくて『本当の自分』がどんどんでてきたんだ。

 

実は、ぼくは『おしゃれ』が大好きなんだ。

 

でも、目立つことや人と違うことがものすごくこわかったから、自分を偽って『本当の自分』を生きることを『抑圧・禁止』して、あきらめてきたんだけど『本当の気持ち』は『おしゃれ』を楽しみたかったんだ。

 

だから四つ葉のクローバーの首飾りなんて、男の子のくせに・・どうなの?」って、思う人がいても全然、気にならなくなって『おしゃれ』をすることがものすごく楽しくなってきたんだ。

 

なぜなら、これが『本当のぼくの姿』だからだよ。

 

そしたら、いつの間にか「君って、イカシてるね!!」と声をかけられるようになって『おしゃれ』好きな友達が集まるようになったんだ。

 

だから、今は、このルックスを誇りに思っているよ。

 

そして、やっと、お父さんとお母さんに「ごめんなさい。そして、ありがとう」って言えるようになれたんだ。

 

お父さんとお母さんは、ラッキーが『トンネル』にはいっているあいだじゅう「ラッキーは自分のことを少しも恥かしく思うことはないよ。堂々としていなさい。ラッキーはとってもステキだよ!!」って、いつも言ってくれていたけど・・

 

そのたびに耳をふさいで、その言葉の意味をわかろうともしなかったけど、ようやく、その意味がわかるようになったよ。


お父さんとお母さんがこんなことをお話してくれたよ。

 

神様もホッとしていることだろうね・・。

 

『ありのままの自分の姿』が嫌いで、自分に『×(バツ)』をつけるということは、神様に『×(バツ)』をつけているようなものなんだよ。

 

どんな『命』もみんな、神様が授けてくださった尊くたいせつなものなのに、その自分の『命』に『×(バツ)』をつけて粗末にするということは、神様に申し訳のないことをしていることになるんだよ。

 

ラッキーの『ありのままの姿』は、ラッキーにだけにあたえられた神様からの特別な『贈り物(ギフト)』なのに、その『贈り物(ギフト)を受けとれず、自分のことを嫌いになってしまったら『ラッキーらしさ』がなくなってしまうばかりでなく・・

 

ラッキーの『命』や『こころ』でもある『魂』が悲しみ苦しみ、泣いてばかりになってしまうからだよ。

 

でも・・

ラッキーが自分のことを認めて許し受けいれて、自分のことをたいせつに愛することができるようになったおかげで『魂』はよろこび『命』が輝きだしたんだよ。

 

あのね・・

神様は、いつでも『魂(命・こころ)』が輝き成長できるよう温かく見守っておられ『魂』がよろこんでいる姿を見ることが大好きなんだよ。

 

『ありのままの自然体』のラッキーの『笑顔』が、一番、ステキに輝くのは『魂』も神様もよろこんでいるから輝くんだよ☆。

 

「ちょっと辛い経験だったけれど、よかったね・・ラッキー!!」とお父さんとお母さんは、ぼくにやさしく微笑んでくれたよ。


こうして・・

ぼく、ラッキーはスマイリーと出会ったことで、たくさんの『気づき』をもらえたんだ。

 

自分が『×(バツ)』をつけていること・・

  • スマイリーなら、ニオイがある人に『×(バツ)』をつけて嫌っていたこと
  • ラッキーなら、目立つ人やみんなと違う人に『×(バツ)』をつけて嫌っていたこと

それを、そのまま自分が『経験』させられていたことに気づき・・

 

自分が『×(バツ)』をつけて嫌っているところをかくして、人に気づかれないようにすればするほど、ものすごく辛く苦しくなることもわかるようになったんだ。

 

けれど・・

こんな『苦い経験』をしたおかげで、嫌っている人のことを『理解』し『思いやる』こころをもてるようになり・・

 

自分のことも認めて許し受けいれ、愛することができるようになったんだ。

 

もし・・

自分のことが嫌いで『こころ』のなかに『闇』をかかえ『生きずらさ』を感じているとしたら・・

 

嫌いなところもある自分も・・これも自分なんだよ・・と言って、まずは、まるごとの自分に「OKだよ!!」と言って、自分に大きな『○(マル)』をつけて『自己肯定』してから・・

 

嫌いなところもある自分だけど『命』をたいせつにする『自尊心』を高くもって自分に『やさしく』なれると自分を愛してあげられるようになるよ。

 

自分の闇をうけいれたハート ラッキー

  

すると・・

暗い暗い『トンネル』に『光』が見えてくるようになって『本当の自分』でいられる方に導かれるようになるよ。

 

そうすれば・・

悲しみ苦しんでいた『魂』は、すこしづつ元気になってきて『ありのままの自分』でいることに『リラックス』できるようになってくるはずだよ。

 

あのね・・

人目なんて気にしなくていいんだよ。

 

『本当の自分』を『自分らしく』生きることにおびえなくていいんだよ。

 

どんな自分も、認めて許して受けいれて、愛してあげられるようになれば、自分が『自分らしく』ありのままでいることに『いい気分』でいられるようになり・・

 

誰もが振り向くぐらい、君は輝きだすようになるよ☆。