ここに載せている小さなアレンジメントは、小学生・高学年であれば、制作することができる簡単な『母の日のフラワーアレンジメント』です。
ホームセンターで、購入したカーネーションで制作しました。
なんと2束で210円、こんなに素敵なカーネーションなのにありがたいかぎりです・・ホームセンターに感謝・感謝・感謝です💗。
たまたま、バラの苗を見にホームセンターに行ったところ、母の日ということで入口近くにカーネーションや紫陽花の鉢がたくさん陳列されていました。
そんなお花たちをウロウロ眺めていると可愛らしいカーネーションの束を発見しました!!。
早速、一束、購入しようとレジに持っていくと・・なんと105円でした。束には298円とありましたが、束が入っていたバケツには確かに、98円の値札がついていました。
お~~~なんと、ラッキーなことでしょう💛。
ならばということで、もう一束、購入して210円で素敵なカーネーションを2束ゲットすることができました。
こんなにお安くしかも、どのカーネーションもすごく素敵だったので、きっとお母さんに素敵なお花を贈りたい子どもたちのために用意してくれたのかもしれない・・「お~~、なんて素敵な計らいをするお店なのだろう!!」と、かってに想像してしまいました。
ならば『子どもたちにも簡単にできる母の日アレンジメントをつくってみよう!!』と思いたち制作してみました。
一つの束にステム(茎)が長いスプレーカーネーションが3本、クルクルしたピンクと赤のバンブー(竹)が5本入っていました。
ステム(茎)が長いスプレーカーネーションは、色んなアレンジメントに応用できますので、とってもラッキーです☆彡。
まずは、一番、簡単にできる『母の日アレンジメント』を制作してみましょう。
フラワーデザインの基本は、自然のお花の姿が基になっています。
そんなことから、1本のカーネーションそのままの姿で、できるフラワーアレンジメントにしてみました。
- ペットボトルの上の部分をカットしたもの(高さ12㎝)
- ある程度の重さがある小石(庭先で拾ってきたもの)
- 約25cm四方のアルミホイル
- 新聞紙1/4のサイズ
- ペットボトルを包む模様のあるビニール袋
ペットボトルは、最初の切り口だけナイフをいれれば、あとはハサミで切ることができます。危ないところだけ、おとなに手助けしてもらってください。
- 重石になる小石と新聞紙とアルミホイルを重ねておきます。
- 新聞紙で小石をくるんだらアルミホイルでくるみ、ペットボトルにほぼピッタリはまるぐらいの大きさのボールにします。
- 模様のあるビニール袋にペットボトルをいれ、底をセロハンテープでとめます。
- ペットボトルの上部はビニール袋を中にいれこみ、ここもセロハンテープでとめ、アルミホイルのボールをペットボトルの中にいれ器が完成となります。
*アルミホイルのボールをいれることで、花の重さでペットボトルが倒れることもなく、花どめの役割も果たしてくれます。
そしたら・・
カーネーションを挿してみましょう。
カーネーションは、器の2.5倍ぐらいの長さでカットして、石とペットボトルの間にまっすぐ立つように挿しいれます。
花の向きがいい感じになるところを正面にします。
空間にアクセントを添えるように、赤とピンクのクルクルバンブーをまっすぐ立つように挿しいれます。
ハートのメッセージカードは、少し厚手の色紙をカットして作ります。
ついでに、ペットボトルをさらにラブリーにするために小さなハートもカットして、両面テープでペットボトルの器に貼りつけます。
あとは、おかあさんに伝えたいメッセージを書き込んだハートのカードをボンドかのりでバンブーにはりつけて完成です。
1本のカーネーションをそのまま挿しただけの『母の日アレンジメント』の完成!!。
2本のカーネーションで小さな花束をつくってみましょう。
①濃いピンクのカーネーションの先端の3輪だけ残し、あとは、すべての茎をはらい1輪づつにしておきます。
②①の3輪のカーネーションを中心にして、濃いピンクと淡いピンクのカーネーションをまわりに添えて、まるくなるように、花束にします。
③カーネーションの花の高さを同じぐらいそろえるようにして、手にした花をどんどん添えていくと可愛らしい花束に仕上がります。
ラフィアという食物繊維のひもで束ねて小さな花束の完成です!!。
もし、ラフィアがなければ、輪ゴムやビニールのひもで束ねてもOK!!です。
④ゼリーのカップを模様のあるビニール袋でつつみ(上記のペットボトルと同様にして)器にします。
赤とピンクのバンブーのクルクルした部分をカットして、小さな花束にふんわりのせます。ここに黄色の水玉(小さな〇にカットした紙)をボンドか、のりでところどころ貼りつけます。
残りのバンブーにハートのメッセージカードをボンドかのりで貼りつけて・・
こころがウキウキするようなちょっとポップな『母の日の小さな花束』の完成!!です🌸。
少し上級編の小さなラウンド型の花束を制作してみましょう。
このように花を並べて見ていると、濃いピンクのカーネーションの先端が、白っぽいグラデーションでとてもきれいだったので、これを中心にすることにしました。
一番大きくてきれいな花を中心にして、まわりに淡いピンク、さらに、そのまわりに濃いピンクのカーネーションを配すと『小さなラウンド型』になります。
3級の検定試験のラウンドコサージュと似てます!!。
この花束をラフィアで束ね、すぐに、ゼリーのカップの器にいれて、手の温度で温めてしまったお花をホッと休ませました!!。
ラウンド型は、コサージュやブーケの基本になるスタイルです。
こちらは、小学生の高学年以上でないと上手にできないかもしれませんが、メカニクス(組み立て方)がわかれば何度か練習しているうちにできるようになると思います。
バンブーにひもをつけて、ハートのメッセージカードを添えたら、小さなラウンド型の『母の日の花束』の完成!!
残ったお花で仏様用のお花をアレンジしました。
濃いピンクのカーネーションをフォーカルポイントにすることで、アレンジにアクセントがつきデザインがひきしまります。
実は母は他界しているので、このお花がわたしから母への『母の日のお花』となります。
最後に残った一輪の花とつぼみで、一番小さくて簡単な『母の日のフラワーアレンジメント』をしめくくりました。
早速、玄関に飾りました。
こころをこめてデザインしたお花をお母さんにプレゼントしたら、きっと素敵な笑顔になってくれることでしょう💝。
一番最初に制作した『母の日のフラワーアレンジメント』のお花は、ここ数日の暑さのせいか、5日目にして元気がなくなってきたので短く切り戻し、小さな器に自由に『花あしらい』してみました。
注:上記のカーネーションと色が、ずいぶん違って見えますが、カメラの光の加減による差異で同じカーネーションです。
購入してから、8日後には、だいぶお花の元気がなくなってきたので、15輪のカーネーションをこのように切り戻し・・
こちらのガラスの容器↓12cm×10cmにいれました。
これで、もうしばらく、カーネーショを楽しむことができそうです。
小さくなっても『母の日のフラワーアレンジメント』です💖。