2018年はラブリーな感じで新年を迎えたいと思い、デザインスタイルとしては構造的にしようと決めながら・・
お正月飾りを買いにホームセンターに行くと、ピンクのスプレーバラが目に飛び込んできました。
目に飛び込んでくるお花は、いつでも、そのときのわたしにとって『からだ』と『こころ』が要求しているものであることを知っているので、まずはこのバラをメインにしようと決めました。
あとは・・
お正月のお花の必須アイテムとしての松は小さな枝がいくつもついているものとピンクのバラを可愛らしく際立たせてくれるお花として、これまたラブリーなピンクのスプレーマムを発見しました。
さらに、香りのいいお花で新年を迎えたかったので、水仙も購入しました。
水仙3本、若松1本、バラ2本、スプレーマム(丸っこい小菊/白とピンク)2本、ピンクのスプレーマム2本で、おおよそ1,800円ほどでした。
葉ボタンと千両は庭にあるものをつかいました。
ドイツヨーロピアンの『構造的』という技法は、それぞれの花材の質感が際立ちながら、お互いが引立てあうようにするデザインです。
個々のお花は、お互いの質を高めあう関わりで寄り添っています。それでいて、それぞれがしっかり地に根をおろし立っている感じに挿しますので、2018年のわたしにピッタリです!!。
今年は、今まで出会ったこともなかったような人たちとまったく違う関わりで笑顔の輪をつなげていきたいと思っています。こんなことを思うと、この技法にしようと思いついたことも偶然ではなかったことがわかります。
まずは、メインになるバラを挿してから、松、葉ボタンを挿して仕上げていきます。
凛とした姿が新年にふさわしい感じがします。それに、と~~ってもいい香りがします。
水仙は、上に向かってまっすぐ立っているのが本来の姿であり、そのように挿してあげると実際に水揚げもよくなり、花もちがぐ~んとよくなります。
水仙を輪ゴムで束ね、真ん中に立つように松を挿します。
空間をあけてスッキリさせることで、シンプルな美が光ります。
葉ボタンの小さな房を構造的のアレンジにつかったあと、要らない葉をはらいこのまま挿しました。
葉ボタンの左上に大きな空間をつけることで、千両も葉ボタンもお互いに存在を際立たせることができます。
2018年のお正月のお花・・
2017年12月28日・・
メインの素焼き風の器、左のヨーロピアンな器、右の金の器。異質の3つの器とそれぞれに違ったアレンジにつながりをもたせるために、水引で3つのアレンジをつなげました↓。
我が家の玄関の風景です。3本の水引でゆる~~くつなげることで、目の動きがなめらかに流れ、高低差のあるアレンジのどれにもスムーズに目が行くようになり、新年のよろこびを華やかに彩ることができました。
小さな器にいれて最後まで愛でます。
さりげないデザインでも、折り鶴や小物で演出すると和の雰囲気が盛り上がります。
残った千両とスプレーマムで小さなお正月アレンジに・・
12月9日に購入したアリストロメリアが元気だったので一緒に添えました。
3本の水引きをクルクルと巻き、空いた空間に添えることでお正月らしいアレンジになります。
上方が少し広がった器なので、お花のデザインも上に広がったデザインにすることで器と花がなじみます。
2月9日・・
3つのアレンジをつなげるためにつかった3本の水引をプチなアレンジの個性にあわせてあしらいました。
バラはドライっぽくなってきました。
こちらも、2月9日でも、まだまだ元気です!!
3月3日・・
↑上記のアレンジメントの千両の水揚げが悪くなってきたので、切り戻し、器も変えリニューアルしました。
3月23日・・
根はまだでていませんが、根がでてきたら地植えにしようと思います。
2月26日・・
だいぶ温かくなり春を感じたくなったので、黄色とオレンジのアリストロメリアの束をスーパーで買い(320円)、仏様用とガラスの瓶に挿しました。
上記のアリストロメリアと千両が、まだ元気だったので下記のように黄色とオレンジのアリストロメリアに添えました。
アリストロメリアにはつぼみがたくさんついているので、次々にお花を咲かせてくれそうです・・ルン♬。
2018年もお花を最後の最後まで慈しみながら楽しんでいきたいと思います🌸。